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弁護士の早期介入により、兄弟間の遺産分割トラブルが円満解決した事例

事案概要

相談に至った経緯

依頼者は、父親の相続が発生したことを受け、遺産分割について兄と話し合いを進めようとしていた。兄弟間の関係は、元々は特段悪くなかった。しかし、兄は父親と同居していたこともあり、「自分が財産の大半を取得すべきだ」と主張し、同居していた不動産を含め、今後の修理費もかかるので遺産の大半の取得を要求してきた。この主張は法定相続分とは大きくかけ離れており、依頼者は兄の強硬な態度に納得がいかず、このままでは感情的な対立が深まることを懸念し、円満な解決を図るため当事務所に相談した。

弁護士の対応

  1. 状況の聴き取りと法的アドバイス
    • 依頼者から詳細な状況を聴き取り、遺産の全体像と、兄の主張内容を把握した。
    • 法定相続分の原則を説明し、依頼者の正当な権利を明確に伝えた。
  2. 弁護士からの介入通知と交渉開始
  3. 依頼者の代理人として、弁護士が兄に対し、遺産分割協議の申し入れと、法定相続分に基づく公平な分割を求める通知を行った。
    • 弁護士が間に立つことで、兄弟間での感情的な対立を避け、冷静な話し合いの場を設けた
  4. 迅速な合意形成
    • 弁護士が介入すると、兄は自身の主張が法的に通りにくいことを理解したのか、驚くほど迅速に法定相続分での分割に応じる姿勢を見せた。
    • その後は、法定相続分に基づき、具体的な遺産分割案を作成し、円満な遺産分割協議が成立した。

事件のポイント

この記事の執筆者
オーシャンズ若松法律事務所 代表弁護士 若松 敏幸
保有資格弁護士
専門分野生前対策、相続トラブル解決
経歴

 昭和44年 山口県立大嶺高等学校卒業
 昭和48年 神奈川大学法学部卒業
 昭和50年 株式会社判例時報社入社
 昭和53年 司法試験合格
 昭和54年 株式会社判例時報社退職
 昭和54年 司法研修所入所
 昭和56年 司法研修所卒業
 昭和56年 弁護士登録(埼玉弁護士会)
 昭和58年 山口県弁護士会に登録変更
 昭和58年 下関市に「若松敏幸法律事務所」開設
 平成17年 山口県弁護士会会長
 平成4年~現在日本弁護士連合会 弁護士業務改革委員会 委員

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